津波災害警戒区域
津波災害警戒区域とは
津波が発生した場合に、住民等の生命・身体に危害が生じるおそれがある区域で、津波による人的災害を防止するために警戒避難体制を整備し、いざというときに津波から「逃げる」ことができるよう、県知事が指定する区域です。
区域指定の目的
「津波災害警戒区域」を指定することにより、津波災害が懸念される市町における円滑かつ迅速な避難を確保するため、以下に示すような対策の推進を目的としています。
- 避難訓練の実施
- 津波ハザードマップの作成
- 避難施設の確保 等
津波災害警戒区域の設定
指定する区域の範囲は、津波浸水想定に定める浸水区域を基本としますが、周囲の地形、土地利用状況を考慮し、隣接する区域も含めて検討しています。 また、区域指定に当たっては、その根拠となる基準水位もあわせて公示します。 |
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【津波災害警戒区域の表示】 |
基準水位
津波浸水想定の浸水深に、津波が建物等にぶつかった時のせり上がりを加えた水位であり、指定避難施設の指定や特別警戒区域における建築等の許可に際して用いられる基準です。 なお、津波浸水想定の浸水深さや基準水位は、地盤面からの高さ(水深)で表示します。 |
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【基準水位の考え方】 |