はじめに

高潮の発生メカニズム

台風に伴う風が原因で起こる「吹き寄せ効果」と、台風が接近して気圧が低くなって起こる「吸い上げ効果」などで、海面が上昇することで高潮が発生します。

風による吹き寄せ効果
1. 風による吹き寄せ効果

台風に伴う風が沖から海岸に向かって吹くと、海水は海岸に吹き寄せられて、海岸付近の海面が上昇します。 この現象を「吹き寄せ効果」と呼んでいます。特にV字型の湾の場合は奥ほど狭まる地形が海面上昇を助長させ、湾の奥ではさらに海面が高くなります。

気圧低下による吸い上げ
2. 気圧低下による吸い上げ

台風が接近して、気圧が低くなると海面が持ち上がります。 これは「吸い上げ効果」と呼ばれます。
外洋では気圧が1hPa低いと海面は1cm上昇すると言われています。

例えば、それまで1,000hPaだったところへ中心気圧が950hPaの台風が来れば、台風の中心付近では、海面は50cm高くなり、そのまわりでも気圧に応じて海面は高くなります。

 

(1気圧=1013hPa)

風による吹き寄せ効果

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広島県土木局港湾漁港整備課
TEL:082-513-4026(ダイヤルイン)

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西部建設事務所東広島支所
〒739-0014
東広島市西条昭和町13-10
電話 082-422-6911

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